† もし・・・ †


 今まで歩いてきた道を後悔はしていない。


 何回戻っても、何十回尋ねられても、何千回やり直しても、何万回考えても、何億回だって同じ道を選ぶ自信はあるから。



 正しかったのか、間違っていたのか、他により良い答があったのかを考えることはないし、仮に間違っているという答えが出た時にオレがどうするかと言えば、笑って自分の一番の道を選ぶんだ。



 だから、今持っている想いは後悔じゃないと思う。



 「あの時ああしていたらよかった」と言う思いではないし、やり直しはできないのが人生なんだから、起きてしまった出来事はなかったことにはならない。





 今自分の手に持っている宝箱にあるものだけが、これまでの自分。



 これからの自分を助けて行く。




 そう、今あるのが自分なんだ。










 
 


 



 

















 ただ、2つ並んだの宝箱を迷わず今のを取ったけれど、もう一つを取っていたらどんな人生が待っていたんだろう?


 少し、違う笑い方ができるようになったのかな?







未練と呼ぶほど強くは行けれど、ふと主人公の心に浮かぶ疑問。