2007年2月 ヨーロッパ卒業旅行☆
  〜ギリシア・イタリア・オーストリア・ドイツ・フランス19日間体力勝負!〜

行き先決定まで
 大学時代最後の旅行として、皆がよく行く卒業旅行にオレも行きましたv

 当初の予定から人数減りまくって、管理人以下管理人orレイ、友人その@以下アスカ、友人そのAメグミと3人で。

 オレの大学は1回生の時からゼミもどきがあって、その時はクラス2つなんで、専門のゼミに分かれてからも仲が良かって


 「みんなで西洋行きたいよね!」

 「やっぱりやったところに!!」

 「ここの巡礼地行きたい!スペインは外せないよ!!」

 「とりあえず、ギリシアに行ってくれれば他は時間が許す限り付き合うぞ〜」

 「ベルサイユ行きたいなぁ」

 「イギリスもいいよね!」

 「でも、あそこは食事が・・」


 とか言っていたのですが、時間とお金とサークル、行きたい場所の折り合い関係で、都合がついた3人で行きました。
 折り合いのついたメンツの主張も、よく折り合いがついたなって言う感じで。

 管理人「
ギリシア。そこさえ付き合ってくれるならば、他の国も付き合うぞv」

 アスカ「フランスとドイツ!!
フランスはベルばらで、ドイツは魔女狩りーvv

 メグミ「えっと、一応やったギリシアには行きたい・・かな?でも、海外初めてだからどこでもいいよ

 
譲らないのが2名と、控えめなのが1名。

 
明らかに前2名の主張の元に旅行プランは考えられました。

 オレはパック旅行より個人旅行が良かったのですが、初心者2人の多数決でパックプランを調べまくって「ギリシア、ドイツ、フランス」の3つが入っているのを発見!

 日数が長いのと、特別主張国でないのがが2つも入った上にそのイタリアでの滞在期間が一番長いと言うネックがありましたが、他にパック旅行で3カ国行くのはなかったので。

 イタリア嫌いじゃないし、オレの卒論はどう言う訳か「ギリシアの教養とローマ元首政初期の教養の比較」と
、西洋史に進んだ理由のギリシア神話からかなりかけ離れてはいたモノでイタリアはやったのですが、イタリアに6日もいらねー!!ってのが本音

 イタリアもいいものが沢山ありますが、ギリシアの魅力に取りつかれた状態では、ね?

 それならば、その日数をそれぞれの国に2日ずつ振り分けたい。

 
、海外経験あるけど大概玄人と一緒 + 初心者2名ってグループ。




 なお、英語の出来率は、

 管理人:ヒヤリングとスピーキングは
直感でv

 アスカ:
卒論メイン参考文献を英書で!

 メグミ:笑顔と「Yes/No」で乗り切れ!!


 
 いきなり、3カ国回ってくるには少々恐ろしい。

 どちらかと言うと保守主義と、それぞれの親からの個人旅行はストップ!もあって、ツアーと相成りました。

 フリー時間の多いツアーだったけど。




 
出発日まで
 4日前に卒論の口頭試問を「小さく綺麗にまとまっている」と評価をもらい、出発まであと2日と迫った晩。


母「レイ、○○航空から電話」

管理人「はぁ?(まさか、今さら中止とか言うんじゃねーだろうな!?

 一瞬空恐ろしい予測もしましたが、冷静に考えれば何か書類か要点の追加だろうと思い直して出たら、


「私、添乗員のHと申します。今回ガイドをさせていただく」


 と名乗られた。

 いや〜、ビックリ、ビックリ。

 パック旅行って添乗員さんから連絡はいるもんなんですね。

 何度か行った海外は、オレの海外旅行は家族の個人旅行、もしくは、1人で、ツアーは今回が初めて。

 一体何事かと思い神妙に聞いたら、事前注意


 正直過去に聞いた情報ばかりであまり役に立たなかったし
初海外で情報がいるだろうアスカとメグミにわざわざメモを綺麗に作り直してメールしたのに見てない。


 丁寧な長い電話をしてくれた割に、
全く意味のない電話となる結果でした


 ついでに、受話器を置いた時に勘が「いい人なんだけれど、何か合わないものがあるかも。少し距離を取るべし」とチカチカと点滅。

 後にフランスで「やっぱりね」と思う羽目に合いましたv

 3人でブチ切れたのは、フランスで叫びます。


初日(日本出発〜ギリシア到着まで)
 日本出国が成田国際空港なので、大阪伊丹空港から成田空港へ一度飛ばなくてはなりません。

 面倒くさいことこの上ないですが。

 さらに個人的に面倒なのは、実家から
伊丹行はバス無し

 京都駅からは、ちょうどいい時間帯にリムジンバスが伊丹空港に向かって出ています。

 でも、京都の下宿は1月の時点で引き払いましたので、
2月中旬のオレには京都の家も無し

 仕方が無いので、一緒に行くアスカの方の家に前日の12日から転がり込んでホテル代は浮かしましたv

 でも、奴の用事が19時頃まであって暇だったので、旅行の予定は合わなかった別の友人と
南禅寺で湯豆腐を食べて京都満喫(今更!
 
 楽しかったけれど、国内で早くも疲れましたねぇ。

 夕方、食事を済ませてアスカの家に向かえば、この日一緒に遊んだリョウが「私も近々海外に行くから鞄の中身見せてもらっていい?」と言ったので、家主アスカにメール。


会わせたい人がいるし、おいでよvv」


 オレの方も「今から向かうが構わないか?」とメールをしても「いいよ」としか返ってこなかったので、2人で
「誰?」と首を傾げつつ家に向かったら、見知らぬ男が出た

「・・・失礼、部屋を間違えたようです。(ドア閉めて標札確認)・・・・
ちょっと待て!誰だお前!?

 ならなかったのは、一重にリョウのおかげ。


管理人「・・・・・・・・・・・・」

 男 「・・・・・・・・・・・・・・・」

リョウ「(ヒョイ)あれ、Tさん。お久しぶり〜」

管理人「・・・・・
誰?

リョウ「
アスカちゃんの彼氏

管理人「・・・はじめましてv
今回は彼女借りてすいませんね

 男 「いえいえ、よろしく〜。あ、どうぞ」

管理人「お邪魔します」


そう、
アスカの彼氏でした

 ニコヤカに、自己紹介の前に微妙な会話をしたものの、オレの内心は

 
いるならいると言っておけー!!

 本気で空き巣か何かで警察に通報しようかと思ったよ

 
アスカは部屋にいないし。

 もし、リョウが一緒来ていなければ、
初対面の見知らぬ男と友人の部屋で2人っきり

 限りなく、微妙な状況

 一緒に来てくれたリョウには、
本気で感謝しました

 暫くしたら、アスカが帰ってきたので


アスカ「あ、いらっしゃい」

管理人「や。まずは、一言オレにもメールをよこせよ!つーか、返信に一言書き足してとけ!」

アスカ「ええー。だってリョウちゃんが一緒なら大丈夫かと思って」

管理人「オレの心構えはどうなるー!百歩譲ってせめて、家にいろよ!!

アスカ「ゴメン、ゴメン」


 とひと騒動。

 ついでに、明日の早朝旅行に行く彼女の家で、何かのプログラミングをする彼氏さんも変わり者でした。

 それから荷物の中身を見せて、ゴソゴソやってこの日は就寝。(リョウと彼氏さんは途中で帰りました)

 穴があったのは、この荷物を見せた際に唯一一冊だけ持って来た本を出したらしく、アスカの家に忘れていきました(間抜け

 ギリシアで本がないことに気づき、何度もスーツケースを調べましたがなくて、帰国してから、「なんか
私の家の本棚に入ってたよ〜」とアスカからメールが来たので、この折に出してしまい忘れたんだと思います。

 そして、彼女の妹さんが「お姉ちゃん、本はちゃんと仕舞ってよ!」などと思いながらしまったんでしょうなぁ。

 卒業式の時に返してもらい、今は無事に我が家の本棚に収まっています。

 でも、まだ読んでいない本だったので無くしたのでなくて良かった。







 翌朝、空を見る限りは夜の5時に出発。

 もう1人のメグミは京都駅合流するので、2人で寝静まった住宅街を 
ゴロゴロ ゴロゴロ と結構五月蠅い音を立てて近くの駅まで引きずって。

 荷物があったので無駄に早く出て、駅で暇を持て余したので寒さしのぎにコンビニへ。


アスカ「何か食べる?」

管理人「オレは下手に食べると酔うぞ。こんな寝不足で、今からバスって」

アスカ「そっか、どうしよう?」

管理人「カロリー補給で甘いものちょっとにしとく。好きに弁当買ってこい」

アスカ「私も、あんまりお腹は空いてないんだよねぇ」

管理人「・・・・・・アイスは美味そうだけどなぁ」

アスカ「あ、いいじゃんv」

管理人「寒いぞ」

アスカ「大丈夫v気力でvv」

管理人「・・・・・・・・・乗った!」


 と、寒さしのぎに建物に入ったのに、寒いもの買って
震えながら食べました

 京都駅は烏丸口から、待ち合わせの中央改札へ。


管理人「もう来ているか?」

アスカ「どうだろう」

管理人「中央改札付近って、オレ連絡したよな?(管理人は父親の海外対応携帯を借りていたので、メールのデータはない)」

アスカ「うん」

管理人「すると、どこかにいるはずだが」

 以外に早朝でも人の多い京都駅。

メグミ「やっほう。おはよう」

アスカ「あ、おはようv」

管理人「おはよう。もう来ていたのか。親御さんは?」

メグミ「もう、帰ったよ。楽しんでおいっでって。・・・レイ、スーツケース小さくない?」

管理人「早いな。会ってみたかったのに。サイズなぁ。半分は空っぽだけど

 管理人のは3〜5日用、2人のは5〜7日用。

 ツアー者の中でも2番目に小さく、添乗員さんにすら「それ?」と言われたサイズです。

 (最少はオレのより、まだ少し小さかった。これは男性だけど)


 オレの旅行の定石

 服は3日分あれば洗って着まわせる!どうしても必要なら、向こうで買えばいいんだよ。
文明のあるところ行くんだから!!


 これを言うと結構皆「・・・それもそうだね」って、肩の力が抜けるらしいです

 それに大きいと物を入れるスペースが大きいってことは、つい要らんでいいもの買うし。

 ケース自体の重みも増して、移動の際に誰が困るって自分

 出来る限り減らせるものは減らしとけ、てことで。

 大概、みんな海外へ行くには無駄なまでに重装備が必要とある意味ミスリードしている模様です。






 リムジンバスは、久々に補助席を使うバス見ました

 最近では、補助席自体が付いてないですよね?







 1:00 就寝の 4:30 から起きているので眠くて ウツラ ウツラ としているうちに55分が経って伊丹到着。

 空が白く明け方の色に変わっていました。

 スーツケースをを預ける前に、「移動中重たいから」と中に入れていたものを手提げに移す際中、
メグミのスーツケースのカギが閉まってないことが発覚!

 補助と他のよく似たスーツケースとの見分けに付けてある
ベルトで閉まってた

 このまま預けた日には、中身ぶちまけてもおかしくないよ!!

 スーツケースって、普通に投げられ、落とされ、
破損するのに!

 「お母さん!」と閉めた人に怒りながら、今度こそきっちり閉まっていることを確認して、預けました。



 話が違いますが、あの中身の検査をする機械の中に「誰かはいらないか〜」って思うのオレだけでうか?

 この年になると入って見たいとは全く思わないのですが、
実物で骨透視になるのか見てみたいんですけど

 子供でも入らないかなって。



 そこでツアー参加の確認と添乗員さんと顔合わせをしてから、朝食に。

 流石に7時も過ぎるとお腹がすいてきましたからね。

 コーンスープ2つとクラムチャウダー1つに、ポテト1つ(かなりデカイ)を注文したら、待てど暮らせどクラムチャウダーとポテトしか出てこない

 店員に確認したら、注文入ってない!?

 3人でスープ1つにポテト1つって
どれだけ貧乏ですか!!

 日本を出る前から、
言語不通に幸先悪い

 ともあれ気を取り直し、「これから行くところの、挨拶・お礼だけはマスターしよう」と、4カ国語のあいさつが飛び交っておりました。

 オレが趣味に走って齧ったギリシア語と、第二言語のイタリア語、メグミがドイツ語、アスカが同じく趣味のフランス語と第二のドイツ語。




 さて、いよいよ成田へ向けて出発です。

 ツアー参加人数が関西だけで14人も居たのに、さらに東京組と合流する一路東京へ。

 オレにとっては2年ぶり、友人1人にとっては10年近くぶり、もう1人にとっては初です。
 
 コレはジェットコースターですか?
 
 結構、楽しそうに騒いでいました。

 3席ワンセットの真ん中に座って、両側からステレオで感想を聞きながら転寝。(図太い

 2人にとっては楽しいフライトをして、成田空港到着。

 発着ターミナルで東京組と合流で、総勢26人。

 双方、14人ずつだったので計26人+添乗員1名とバス一台をチャーターした際に程よく間が空く人数になりました。

 と、そこで モイラ(運命)の女神の悪戯でしょうか?

 
メグミが自分と就職先が同じ内定者発見

 お互い話していたわけでなく、本当に偶然同じツアーだったと言うから驚き。

 低確率でヒットもあったものだね。
 
 13時少し前に今度はロンドンヒースロー国際空港へ向けて飛び立ちます。

 飛行機がブリティッシュエアウェイ(BW)を使ったので、ロンドンを経由してから出ないと目的地へはいけません。

 地図を見る限りは、時間のロスですが安いツアーなので仕方ない上に、アテネ直行便と言うのは中々ないようですね。

 以前にギリシアへ行った際はオランダのアムステルダムを経由。

 ともあれ、今度は酔いの酷いオレが窓側を譲ってもらいました。

 以下、その間に撮った飛行機写真です。


ロシア東海岸付近
(昼)
恐らくロシア西方部付近
(夕暮れ)
オロス近郊
(夜明け)


 中々キレイに取れたかなと思います。(左から日本に近い順)

 ちなみに、右端の「オロス近郊」の写真を撮ることには、飛行機の外気温-60度位になっており、窓側の席は冷機が流れ込んできて寒かったです

 二重ガラスの向こう側には、
バッチリ氷の結晶ついてましたからね

 寒いなと思いつつもオレが風景に気を取られている間、友人たちは機内食に気を取られていました


「機内食!」


 と。
 そして、食事2回に、軽食1回、お菓子1回ほど出たのですが、二人は
完食

 「食べ過ぎた」とのたまっていました。

 オレは、逆に飛行機で酔って半分ほど食べたらダウン。


 何だってあんなに食べれるんだよ!?







 ヒースローでは検問が厳しかった。

 ヒースローは2005年のロンドン地下鉄・バスのテロ、液体が使われたせいか非常に検問に神経過敏

 大学2年の折にイギリスに入国した時は、本当に スッタカ スッタカ みんな通って行ったのに。

 あの時は普通に自販機があって、水持って帰れたんですけどねぇ。

 でに一番厳しくなったのは、きっとバッグ

 バッグも持ち込みは1つ。

 大小関わらず(手のひらサイズくらいは別だけど)鞄は、1つ。

 
スーツケースだろうが、ショルダーだろうが1つ

 内容量は全く加味されない、大雑把な基準の1つで、無理矢理手持ちの荷物を小さめのA4サイズの薄っぺらい鞄に詰め込んでいました。

 なんつーか、前の方の小型スーツケースと薄っぺらい鞄が
同じ一つと言うことに甚だ不公平を感じ、「帰りは全てスーツケースに詰め込んでやる!」と決めました。

 アスカにいたっては、フランスで
ビニール買い物袋を購入したほどです。


 イギリスに行こうとお考えの方、
バッグはある程度大きいものも持参すべきです!!

 鬼のような Bag is Only 1 つって言うだけでなく、特に帰りに重い物は機内に持ち込んだ方が良いので

 スーツケースは20キロを超えると、
1キロごとにかっっなり高い追加料金を取られることになります。

 1・2キロは見逃してくれる人、厳密に取る人とで、どれくらいの超過でとり出すかは、計る人によりけり、運次第ながら。

(オレは26キロを超えても取られなかった人を見たことがあるので)





 検問が45分ほどで終わって、ちょっと飛行場内を見て回ったら、本日最後の飛行機アテネ行きへ乗り込み!

 

 今度は国際線とは言え、小さい飛行機で。

 しかし、この時点でアスカの家を出発してから24時間は軽く経過

 アナウンスが、日本-ロンドン間は「日本語&英語」だったのが「英語&ギリシア語」に変わったのを意識の端で捕らえつつ、目の前に出された食事を無理矢理半分食べたところで意識はブラックアウト。

 この時ばかりは、酔わない眠れないのメグミすら意識がブラックアウトしていました

 気がついたらアテネの飛行場に到着。

 ま、夜中の1時ごろで、真っ暗であんまり何も見えないんですけどね

 それでも、朦朧としつつも以前のた空港と重ならないなぁとキョロキョロ。

 ゲートを出てすぐが出入り口で、ドーンとタクシーが並びまくっていたのが、入口なくなって開閉不能の窓の先は道路に変わってた。

 改装したのかと思っていました。

 真実は、
空港移転

 翌日行く、スニオン岬のツアーの際に、「
左手が4年前に閉鎖された空港」と言う言葉を聞いて、そう言えば7年前に来た折には「次来る時には新しい空港になっている」と言っていたのを思い出しました

 確か、その年の秋か何かに空港移転が決定で、ほぼ今回到着した空港が完成とか云々ら言っていたような〜。

 重なるわけないですね、はい。

 そんな風に、「見覚えがないような〜、どこの空港も似たり寄ったりの様な・・・」と見回していたらいつの間にか他の客はどんどん外に出て行くなか、
我々のツアー客だけが残されました

 他の客が皆いなくなるのに、オレらのツアー客だけは皆残って、 クルクル クルクル 空で回るベルトコンベアを眺めていました。

 
それも最後にゃ止まるし

 何故そんなに待っていたかと言うと、 添乗員さんの荷物が出てこない!?から。

 ヒースロー空港から送られ忘れたそうです

 その後、彼女は1週間ほどスーツケース無しの生活を強いられておりました。

 スーツケースが
ツアーが移動後を追いかけてくる(ロンドン置き去り、アテネすでに出立、ローマ出立)ので、イタリアのフィレンツェ辺りでやっと追いつくと言う不手際。

 相手がベテラン添乗員だからそこまで問題にならなかったものの、客なら間違いなくクレーム物の出来事でした。

 そして昔からの、
「どこかで行方不明になるスーツケースはないのか?」と言うのは、「ある」と言う回答が出ました。

 ついに、「ない」が覆されてしまったぁ!

 そんなこんなで30分ほど手続きをして、空港ロビーでアシスタントという、観光補助の方と合流して50分ほどかけてアテネ市内にあるホテル「
マリナ」へ。

 (あ、ちなみにこちらがホテルのHPです。英語です)

 
看板の写真を撮っていないと後で気づいた!!(ショック

 でも、綴りは「HOTEL MARINA」と英語だったんですよね〜。

 
ギリシア語で書けばいいのに

 ホテルのHPのGalleyで看板が確認できます。

 周囲の治安は然程良くないけれど、こういった
ツアーで泊まるホテルとしては添乗員さんも初めてなほど、アテネ市内のホテルでした

 位置は、パルテノン神殿とオモニア広場の間のオモニア広場よりとめっちゃ街中ですよ

 あんな格安ツアーで、街中に泊まれるなんて思っていなかったと言っていいくらいに。

 ホテル内部の雰囲気は普通に良かったしね。

 ホテル到着後は、グループのリーダー(単なる申込者代表)を残して解散。

 荷物は他の2人が持って行ってくれている間に、翌日(
夜中の2時を軽く回っていたので既に同日の朝のパルテノン神殿行き)の予定を説明されて、部屋に戻って休息へ。

 先に戻って必要な荷解きをした友人たちから風呂に入り、最後にオレと言う順序。

 2人セットが基本なところ、3人組だったので、全体的に他の部屋より広い目

 簡易ベットを入れられればツィンでもいいのですが、時折トリプルの部屋や大きい目のツインの部屋になりますね。

 ここもその口でラッキーにも、バスタブが着いていました。

 でも、それについて、
「他との不公平の為黙っているように」と添乗員さんより口止めが着ました

 そんな風呂場で、洗濯物をして最後にもう一度お湯を頭から浴びようとしたら
ヌルイ

 
浴びれば浴びるほど冷たくなるお湯

 
ヌルイを通り越して・・・水?

 冷静に考えれば、27人が全員順番に3〜2人の部屋に分かれて同時に、風呂に入ればお湯なくなるわな。

 その前にも、他の客が使った後だろうし。

 既に洗濯も体も洗い終えていたので、とっとと水を止めて上がりました。

 オレより後に入った方々は、
まだ寒い2月に水浴びと相成ったことでしょう(合掌

 石鹸が、パルテノン神殿の絵柄の入った奴だったので使っていないのをパクって朝まで就寝




 が、
朝までにもうひとやり取りあったらしい

 後で聞いた話、夜中に一番最初に眠ったメグミが起き出して忘れていた歯磨きと携帯を回収しようとした時、


メグミ「(ゴソゴソ)」

管理人「・・・ん?どした?」

メグミ「携帯、どこにあるか分かる」

管理人「あ〜、オレのと差し替えた。多分、オレのスーツケースの上。そこ」

メグミ「(ゴソゴソ)」

管理人「あったか?そこに置いたはずだが」

メグミ「うん、あった」

管理人「そか、それは良かった。お休み」


 という、会話をしたらしい。

 翌朝


メグミ「レイって、直ぐ起きるよね。ちゃんと意識はっきりと


 ・・・・・・夜、真夜中なぁ。

 確か、寝る前に充電が終わった彼女の携帯を充電器から抜いて、オレのに差し替えて置き場を変えた。

 風呂から出たら歯磨きがしたいから言って、と言われて起こそうとしても寝たっぱなしだったのも覚えている。


 でも、
上のやり取りは覚えてないなぁ

 基本的に寝たら反応なしか、意識が戻るくらい起きる性質なのですが、この時はさすがに眠気が勝ったらしく覚えがないです。

 当事者でない、アスカは全くやり取りに気付かず熟睡。




 アテネ・パルテノン神殿観光まであと5時間。


2日目 前編:バス市内観光&パルテノン神殿